2016年02月01日

巨木を訪ねて〜高野天満宮の楠

味噌仕込み体験で訪れた、和水町高野。カーナビを見たら近くに【高野天満宮】があったので、帰りがけに参拝してきました。
さすが九州は太宰府のお膝元、「天満神社」や「菅原神社」と号する神社が数多存在します。

高野天満宮(1) 高野天満宮(2)

天満宮は「天神」(てんじん)、「天神さま」「天神さん」とも呼ばれる。社名は、天満神社(てんまんじんじゃ)、祭神の生前の名前から菅原神社(すがわらじんじゃ)、天神を祀ることから天神社(てんじんしゃ)などとなっていることもあり、また、鎮座地の地名を冠していることもある。
ただし、「天神社」については、天津神を祀る神社という意味のものもあり、これは菅原道真とは関係がない。
天満宮 - Wikipediaより)


高野天満宮(3) 高野天満宮(4)

小さなお宮ですが、天井画が綺麗な色を残していて優美です。絵馬はそれなりに年数を感じる掠れ具合ですが、天井画は比較的新しいのでしょうね。

高野天満宮(5) 高野天満宮(6)

町指定天然記念物の大楠は、樹齢推定800年以上! 堂々とした佇まい、真冬のこの時季でも雄々しく葉を茂らせています。
ここは九州自然歩道【山鹿・四ツ原コース】の途にあります。山鹿温泉を起点として、菊水町〜南関町・四ツ原に至る、全長21.6kmのコースで、古墳など史跡が点在しています。

高野天満宮(7) 高野天満宮(8)

写真:左=かなり古そうな手水(ちょうず)鉢。天満宮の御祭神といえば、もちろん菅原道真なので、家紋である【梅鉢】が真ん中にあしらわれています。右側に「奉寄進」と彫られているように見えるのですが、左側に記されているであろう年号は判別できませんでした。
写真:右=イチョウの木も立派です。

高野天満宮(9) 高野天満宮(10)

彫刻も見事な拝殿を中心として、左側に猿田彦神、右側の祠は不明でした。創建など由緒書きがなく、ネットで探しても見つからなかったのが残念です。和水町の公式ウェブサイトにも掲載ナシ。
せめて巨木関連で載ってないかな〜と思ったのですが・・・。樹齢800年は、菊池の「将軍木」(椋の木)よりも長寿ですよ。是非、掲載お願いします!


撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

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タグ:神社 巨木
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2016年02月02日

くまもと春の植木市@2016

熊本の春を告げる、毎年恒例【くまもと春の植木市(うえきいち)】が2月1日より始まりました!
昨日は曇天で寒かったので断念しましたが、今日は天候がよくなったので出かけて来ました♪

くまもと春の植木市(1) くまもと春の植木市(2)

規模的には、先日訪れたカントリーパークで開催中の【JA植木まつり】の半分にも満たないのですが、その起源は今から440年以上前の天正年間!
【肥後見聞雑記】によると、時の隈本城主・城 親賢(じょう ちかまさ)公が病床にある子息を慰めるために「珍しいものを催すように」と申し付け、城下の新町一丁目で木の獅子頭や雉子を作り並べた市を開いたことが【植木市】の始まりといわれています。

すっごい余談ですが、城家は菊池一族/三家老のひとつ。
城 親賢公の墓(岳林寺)がある島崎5丁目は、わたしが二十歳まで住んでた土地です!(笑)

スペース配分的には、野外の樹木や造園関連が2/3、ビニールハウス内での花ものや雑貨・物産品などが1/3といったところ。全体的に植物関連と飲食および雑貨骨董関連が半々という感じでしょうか。
【植木まつり】より規模が小さい分じっくり見て廻れるし、ベンチなども多く用意されているので、こちらの方が疲れない気がします。
どちらも駐車場から遠いのが難点ですが(^_^; おとーさんは足腰が弱いので、ベンチが多いのは本当に助かりました!

お買い得価格のものもあって、今日は名護蘭(ナゴラン)/屋久島石楠花(シャクナゲ)/細葉石楠花/雲間草(クモマソウ)をお買い上げ!(≧∇≦)

我が家@山小屋の田の神様も、2011年と2013年に、この植木市で出逢ってお迎えしました。
きっと、縁起のいいものと出逢えますよ♪


開催期間:平成28年2月1日(月)〜3月10日(木)/9時30分〜17時
開催場所:戸島いこいの広場(熊本市東区戸島町1489/戸島ふれあい広場パークゴルフ場となり)


撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

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2016年02月04日

松江城(八代城)跡と八代宮

いつものごとく、おとーさんと「天気がいいからどっか行く?」と行き当たりばったりで八代までドライブしてきました。特に目的がある訳でもなく「行けば何かあるだろう」くらいな感じで(笑)

八代城(お堀) 八代城(お堀)

カーナビを見たら【八代城跡】を発見したので、ちょっと寄って見ることに。おとーさんは「石垣しかない」ということは知ってたようですが・・・。

【八代城跡】
江戸時代初期に球磨川河口の松江に幕府の許可を得て建築されたことから松江城(現:八代城趾)とも言う。
同じく八代城とも呼ばれた南北朝時代の古麓城と安土桃山時代の麦島城の三つの城跡を併せて、平成26年(2014)に「八代城跡群(やつしろしろあとぐん)」との名称で一括して国の史跡に指定された。

古麓城→麦島城→松江城(八代城)については、八代城 - Wikipedia をご参照ください。


八代宮(1) 八代宮(2)

神社があったヾ(*´▽`*)ノ 神社好き〜としては、やっぱり参拝しておかないと♪
ぱっと見て真新しく、綺麗なお宮さんです。雰囲気はサラっとしてて、「八代宮」という名前から地元の氏神様みたいなものなのかな? と思いきや・・・

なんと、主祭神は懐良親王! さらに良成親王も配祀。
ここしばらく南北朝関連の本を読んでいることはブログでもお伝えしていましたが、八代も関連史跡があることをすっかり失念しておりました。南北朝時代最晩年の出来事で、あんまり書籍にも登場しませんからね・・・。
まったく予期せず、参拝することができて嬉しくなりました(´ω`*)

かいつまんで説明しますと・・・
南北朝時代、九州に南朝の征西府が置かれ、その「征西大将軍」に任命されたのが、後醍醐天皇の第十六皇子・懐良親王です。後継者となったのが、(後醍醐天皇の皇子)後村上天皇の皇子・良成親王。(つまり懐良親王にとって良成親王は甥っ子)

延元元年(1336/建武3年)、後醍醐天皇の行在所であった比叡山が足利尊氏兄弟の包囲に遭い、比叡山から吉野へと遷幸されました。その時に、わずか7〜8歳だった懐良親王が征西大将軍に任命され、鎮西に下向されたのです。
吉野から瀬戸内海を経て、まず鹿児島・谷山→熊本・菊池→福岡・太宰府で九州平定。のち、九州探題(今川了俊)に攻められ太宰府から高良山→菊池→宇土→八代と後退(この間に征西大将軍は懐良親王から良成親王へ譲位)。
『歴史鎮西志』によると明徳2年(1391)「征西将軍良成親王北軍と和す」とあり、講和を結んだ良成親王はその後、筑後矢部(現在の福岡県八女市矢部)に赴き南朝の再興を図ったとのことですが、晩年は不明です。

ちなみに良成親王に譲位した後の懐良親王は、やはり矢部で薨去したと伝えられていますが、詳細は同じく不明です。宮内庁は懐良親王御墓を八代市妙見町のものとしていますが、叔父である懐良親王が矢部で亡くなったのであれば、良成親王が矢部に向かったのも頷ける気がします。

八代宮(3) 八代宮(4)

八代宮は、建武中興十五社(けんむちゅうこうじゅうごしゃ)=建武中興(建武の新政)に尽力した南朝側の皇族・武将などを主祭神とする15の神社のひとつ。
建武中興十五社 - Wikipedia

明治維新以降、南朝の功労者を祀る神社の創建運動が各地で起こり、懐良親王の墓所のある八代の住民からも、懐良親王と良成親王を祀る神社を創建し、鎌倉宮・井伊谷宮と並ぶ官幣中社にしてほしいという請願が何度かなされた。(略)
これを請けて明治13年(1880)に太政官が熊本県に創立を命じ、懐良親王を祭神とし、良成親王を配祀する神社が八代宮の名で願い通りに造られることとなった。
八代宮 - Wikipediaより)


例祭は8月3日、春季祭は懐良親王御鎮座記念日である4月20日、秋季祭は良成親王御鎮座記念日である11月10日です。


撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

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2016年02月05日

八代ドライブ〜松浜軒〜

八代ドライブ・その2。
「確か、ここ(八代城趾)のすぐ近くに“しょうひんけん”があったろ?」と、おとーさん。
「商品券???(´・ω・`)」

【松浜軒(松濱軒/しょうひんけん)】とは、肥後熊本藩細川氏の筆頭家老で八代城代であった八代城主松井直之公が元禄元年(1688)に、母・崇芳院尼のために建てたお茶屋(邸宅と庭園)です。別名:浜の茶屋。
「旧熊本藩八代城主浜御茶屋(松浜軒)庭園」として、国の名勝に指定されています。

駐車場がちょっと離れていて分かりづらかったです。図書館の道向かいになります。

松浜軒(1) 松浜軒(2)

はい、こちらが「しょうひんけん」です。およそ築330年、改修工事などどれくらい施されているのか分かりませんが、塀はかなり傾き波打っています! 大きな地震が来たら倒れそう・・・。
敷地を水路が囲んでいて、花菖蒲などが植えてありました。

庭園内はツツジやヤマフジ、カキツバタ、コウホネ、オニバスなど四季折々の花々が楽しめ、特に6月上旬には約5,000本の肥後花菖蒲が咲き誇り、鑑賞茶会も開催されているそうです。

松浜軒(4) 松浜軒(3)

御茶屋は二階建ての建物で、母屋は茅葺き、下屋は杮葺。園内には怪異伝説にちなんだ「赤女が池」・「赤女が森」と呼ばれる場所があったり、多層塔や石灯籠、石橋(太鼓橋)、伏見稲荷大明神や児宮(ちごのみや)と呼ばれる祠もあるらしい。
宝物館には、松井家累代の文化財や美術品などが展示されています。

観覧料は500円。今日は外から眺めただけでしたが、花の時季に、ゆっくり時間をかけて廻ってみたいです。

*参 照*
松浜軒 - 八代市公式ホームページ
松浜軒 - Wikipedia

松浜軒(5) 松浜軒(6)

松浜軒は、柳川の立花氏庭園【松涛園(しょうとうえん)】、熊本の大名庭園【成趣園(じょうじゅえん)】(水前寺公園)と並び【西国旧藩主別邸三名園】と称されているようです。

八代ドライブはまだ続きますが、明日は菊池で開催される「奄美大島 泥染め体験」をお送りします(笑)

撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

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2016年02月06日

今年も奄美の泥染め体験をしました★

菊池市と友好都市である、奄美大島の龍郷(たつごう)町。
毎年恒例となりつつある「奄美物産フェアー」が、きくち観光物産館道の駅 七城メロンドーム道の駅 泗水道の駅 旭志七城温泉ドームにて開催中です。

そして今年も、お待ちかねの泥染め体験をしました!ヾ(*´▽`*)ノ
泥染めについての詳細は昨年のブログ記事(2015年02月08日【奄美大島の泥染め体験】)を読んでいただくとして(笑)、今年は写真を撮る余裕もなく、2日とも参加して合計4枚もやっちゃいました!(≧∇≦)

泥染体験(1) 泥染体験(2)

まずは、仕上がりをちゃんとイメージすることから始まります。
どう縛れば、どんな図柄になるのか、ゴムで縛ったり洗濯バサミで挟んだり、職人さんに教えてもらいながらやっていきます。
今年も職人Yさんの軽妙トーク炸裂です(笑)

泥染体験(4) 泥染体験(5)

わたしは1日目は風呂敷、2日目は持ち込みのシャツ+ガーゼマフラー+羊毛マフラー。羊毛は初の試み、さて巧く染まるかどうか・・・!?
新品だと糊が邪魔するので、着古したものの方がよく染まるようです。飽きた洋服をリメイクしたい方、来年は是非!(笑)

泥染体験(3) 泥染体験(8)

じゃじゃ−−−ん! 今日は行程をすっ飛ばして、いきなり完成の模様をお送りします!(笑)
こちらは一緒に体験した仁屋さんの作品です! ストールの半分ずつ違う柄にするという発想がさすが!

泥染体験(10) 泥染体験(6)

写真:左も仁屋さん。右はわたし。拙いイメージを、職人さんが見事に具現化してくれました!ヾ(*´▽`*)ノ

泥染体験(7) 泥染体験(9)

写真:左=左からガーゼストール、羊毛マフラー、風呂敷。羊毛もバッチリ染まってます!
風呂敷は布地が厚い分、もっと時間をかけた方がよかったみたいです。来年また染めます(笑)

Tさんのストールを撮り忘れてしまった〜〜〜(;つД`)
写真:右の、右から3番目です。花柄がくっきりしてて可愛い♪
お二人もすごく楽しんで喜ばれたので、お誘いした甲斐がありました(´ω`*)

体験料は、染めるものによって変わります。エコバッグ、トートバッグ、Tシャツ、ストールなどなど2,000〜3,000円。持ち込みもモノによりますが、だいたい2,000円です。
化繊が混ざっているものはNG。綿、麻が好ましく、今回わたしが持ち込んだ羊毛も綺麗に染めることができました。薄手のものがいいみたいですね。とりあえず持って行ってみて、職人さんに見極めてもらうといいですよ。

泥染め体験は、本場・奄美大島以外ではなかなかできないので、年に1度のこの機会を楽しみにしてるんです。
もしかしたら今年はGWにも菊池(きくち観光物産館)で開催するかも?とのことでした。
奄美大島にも行ってみたいな〜。菊池市&龍郷町主催で、安いツアーを組んでくださ〜い!\(^o^)/

撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

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タグ:体験 泥染め
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2016年02月07日

八代ドライブ〜水島・・・だと思ったら違ってた(謝)

先日の八代ドライブの続きです★

・2016年02月04日【松江城(八代城)跡と八代宮
・2016年02月05日【八代ドライブ〜松浜軒〜

ドライブ先を八代と決めたものの具体的にどこに行くかは決めてなかったのですが、ネット検索したら、どうやら「龍神社」と名の付く神社が複数あるようだと分かり、神社および龍好きとしてはどこかしらに参拝したい!とピックアップしておきました。

で、最初に訪れた道の駅【竜北】に掲げられていた観光地図に載っていた「国指定名勝 水島」が、ネットで調べていた龍神社と近いようなので行ってみることにしました。

八代市水島(1) 八代市水島(金剛橋)

その地図の場所を適当にカーナビにインプットして向かいながら・・・球磨川河口を走りつつ、特に看板もないので何となく「これ、違うんじゃないか?」という雰囲気に。
写真:左=海側に小島らしきものを発見し、「もしかして、あれが水島じゃない?」
写真:右=引き返し、金剛橋を渡って対岸へ。

八代市水島(2) 八代市水島(水島?)

距離的に、こちらの方が岸から小島が近いようだし、やっぱりこっちじゃないかと確信。ひょっとして、対岸から小島(水島)を眺めるという意味での「名勝」なんだろうなという事で、おとーさんと納得(笑)
こんもりとした小さな森の脇に、ほんの少しの駐車スペースがあり、岸辺には釣り人がいました。

八代市水島(3) 八代市水島(水島?)

水島に向かって正面に小さなお社があり、鎮守の森っぽい庭園跡がありますが、かなり荒れている様子。
幹が直径50〜60cmほどもありそうなシュロ(?)がポキっと折れていました。台風の影響でしょうか? 折れた幹も放ったらかしです。
フェニックスも植えられていて、さながら南国ムード。

写真:左=丘の上には展望台でもあるのかな? 階段には「尾張神社→」と書いてあった。え、何故ここで【尾張】!?
写真:右=水島(たぶん)の岩の頂にも小さな鳥居と祠がありました。

八代市水島(アコウ) 八代市水島(アコウ看板)

以下、案内板より↓
アコウ
樹高 14m、幹回り 7.9m。天草地方では比較的よく見られるが、八代市では大変珍しく、このような大木は稀である。鼠蔵山の楠木山古墳横には、クスの大木(樹高 17.5m、幹回り 6.6m)があり、注連縄、御神酒があげられ、アコウと同様に町の神木として保護されている。


八代市水島(石塔) 八代市水島(アコウ)

アコウの大木の海側には、朱色の鳥居に【正一位 小春大明神】の額束がかけられ、また幹には石塔が乗せられていました。

石塔には、
□政七年
法華塔
三月

の文字が見て取れます。
年号一覧表を見てみると、「□政」という年号は、寛政(1789〜1801)、文政(1818〜1830)、安政(1854〜1860)の3つです。検索しても適切なサイトが見つからなかったので、詳細は不明です・・・。

八代市水島(小春大明神) 八代市水島(水神さま)

水神さまも祀られていました。

球磨川河口に浮かぶ小島が「水島」であるのは間違いないようですが、いわゆる「名勝」として登録されているのは、地図の通り、対岸の方でした。そして、その対岸の方に龍神社があり、万葉の里公園が整備されているようです。

八代市ホームページによると、
水島は球磨川の河口に位置する東西93m、南北37mの結晶質石灰岩と一部千枚岩からなる小島。
日本書記の景行天皇がこの島で食事をするときに水がなかったので、小左(おひだり)という人物が天地の神々に祈った所、冷水が湧き出したことから「水島」と呼ばれるようになったそうです。

これは、また再訪問しなければなりませんね(´・ω・`)

*参 照*
水島(みずしま)八代市 - 熊本県ホームページ

撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

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2016年02月08日

第11回 久留米植木まつり

久留米植木まつり

お天気に誘われて、ちょっと早起きして【第11回 久留米植木まつり】を見に行ってきました。
熊本の植木まつりと比べると規模が小さく、物産品や食べ物関連の出店がほとんどありません。あくまでも植物&造園メイン! まさに昔ながらの「植木まつり」という雰囲気です(11回目だけど)。

ウチは競り価格を知ってるから、だいたいどこも高いと感じてしまうのですが(´▽`;) 掘り出し物もありましたよ! 筑紫石楠花を2,000円でゲット★
黄実の千両も株が多くて2,000円だったのですが、つい先日メロンドームで買ったばっかりだったので我慢。

2月13日は競り市、2月16日は寄せ植え体験が開催されるようです。

第11回 久留米植木まつり
 2016年02月06日(土)〜 2016年02月23日(火)
 9:00〜17:00
 久留米市百年公園(Google Map)
 駐車場300台 無料

次は4月からはじまる「久留米つつじまつり」だな〜(笑)
矢部村の「しゃくなげ祭り」もあるしね♪


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タグ:植木まつり
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2016年02月09日

八代ドライブ帰路〜征西将軍宮と平木神社

先日の八代ドライブ、ラストです!

・2016年02月04日【松江城(八代城)跡と八代宮
・2016年02月05日【八代ドライブ〜松浜軒〜
・2016年02月07日【八代ドライブ〜水島・・・だと思ったら違ってた(謝)

征西将軍宮(1) 征西将軍宮(2)

八代から菊池への帰路、国道3号線は混むだろうから、海沿いを三角〜玉名へ抜けて帰ろうということになり、緑川方面へ適当に走っていたときでした。
カーナビの画面に「征西将軍宮」という文字を発見! なんと素敵な偶然(*´Д`*)
すかさず「ここへ行く」にセット! 田んぼと住宅街を縫うような狭い路地を行くと、小さなお宮がありました。
真新しい鳥居、額束には、しっかり【征西将軍宮】と刻まれています。

懐良親王 - Wikipedia

征西将軍宮(3) 征西将軍宮(4)

しかし由緒書きなどはなく、詳細はまったく不明です。

鳥居には「大正八年(1919)四月建築」、石柱には「皇紀二千六百年記念 西走青年團建設」と書かれているのみ。
※皇紀2600年とは、昭和15年(1940)のことです。

征西将軍宮(5) 征西将軍宮(6)

何かヒントがないかなと、ぐるっと廻ってみましたが、特になし・・・。
お宮もかなり寂れていて、天井板が開いてたりしました。奉納絵馬もなく、寂しい限りです。

写真:右=耕地整理記念碑
 大正三年一月廿日起工
 大正四年七月六日竣工
 整理前 四拾町三畝九歩
 整理後 四拾貳町六反五畝十一歩

住所は「熊本県宇土市走潟町」になります。宇土城趾から3kmほどしか離れていないし、元中元年/至徳元年(1384)頃には宇土氏と河尻氏の援助を得て宇土(熊本県宇土市)へ征西府を移転した(良成親王 - Wikipedia)とあるので、ここが征西府跡なのかも知れません。

平木神社(1) 平木神社(2)

【征西将軍宮】から1kmほど、緑川沿いにも小さな神社があったので、何の気なしに立ち寄ってみました。
鳥居には、大正七年(1918)十二月一日建設とあります。征西将軍宮の鳥居に刻まれた年号の1年前です。

平木神社(3) 平木神社(4)

額束の模様も似てるし、狛犬の台座にも菊池家の家紋「並び鷹の羽」が彫られているので、何か関連するのかも知れませんね。

どちらもネット検索しても特にヒットしなかったのですが、GoogleMapには載ってました!
 →征西将軍宮
 →平木神社

この近辺には、まだまだたくさんの南北朝関連史跡がありそうですが、それはまたの機会に・・・。


撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

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2016年02月10日

俵山湧水そばで昼食→二重峠へ

このところ熊本では春の陽気が続いています**
久しぶり・・・というわけでもないですが(笑)阿蘇 西原村までドライブに出かけました。いつも立ち寄る【萌の里】の近くに【俵山湧水そば】があり、ずっと気になっていたので今日やっと初来店♪

湧水そば(外観) 湧水そば(十割そば+とろろ)

古民家風のお店は外から見るよりももっと広くて、ゆったり寛げます。つくばいがあったり、お花を飾ってあったり、内装の雰囲気もいい(´ω`*)

写真:右=十割そば(900円)と、とろろ(200円)をオーダー。
湧水で打った、手打ち蕎麦です。十割なのに蕎麦が長い!(*´Д`*) シコシコとした歯触り、コシがあって蕎麦の風味も強くて、とっても美味しい! もっと早く来ればよかった(笑)
付け合わせのお漬け物も自家製だそうで、白菜・昆布・大根、みんな味が濃すぎず辛すぎず美味しかった〜。

それから、近くに湧水があるのか聞いてみたら、なんと店内に湧水汲み場がありました! 汲んでもいいか訪ねたら快諾してくれました♪ 店主さんも、自宅用に汲んで帰るんだそうです(笑)蛇口がついているのでペットボトルにも汲みやすいですよ。

二重峠(1) 二重峠(2)

さて、そのまま元来た道を帰るのはつまらないので(笑)、今日は二重峠(ふたえのとうげ)へと廻ることに。
最近は霞がかかって景色が白〜くなる日が多かったけど、今日はすっきり素晴らしい眺望!ヾ(*´▽`*)ノ
※この2枚はパノラマ風にご覧ください

二重峠(3) 空雲

今日は阿蘇中岳の噴煙も見られませんでした。
【萌の里】の桜も蕾が膨らんできていたし、春はもうすぐ!という感じ。穏やかで、うららか〜な1日でした。


*関連する過去ブログ記事*
・2010年03月24日【明神池と明神そば
・2012年04月14日【阿蘇の展望所
・2013年02月28日【揺ヶ池(ゆるぎがいけ)
・2014年01月20日【霊水・揺ヶ池
・2014年02月28日【あそ望の郷くぎの と 藤谷神社
・2014年03月02日【玄八そば】(現在、萌の里近くに移転してます)


撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

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2016年02月11日

わいふ一番館〜菊池十八外城展〜

わいふ一番館(外観) わいふ一番館(まちかど資料館)

菊池の市街地、「御所通り」にある【わいふ一番館】は、手前に【まちづくり寄合所】(写真:左)、奥に【まちかど資料館】(写真:右)という2つの建物の総称です。

吊るし雛 きくち隈府のひなまつり

【まちづくり寄合所】では、「吊るしびな愛好会」による吊るしびな展示会が開催中です(3月13日まで)。

菊池十八外城展(1) 菊池十八外城展(2)

【まちかど資料館】では、「菊池十八外城展」が開催中(3月27日まで)。お察しの通り、お目当てはこっち(笑)入館料 200円。

まちかど資料館(1) まちかど資料館(2)

1階は常設展示で、菊池の歴史を古墳時代から紹介しています。

菊池十八外城展(3) 菊池十八外城展(4)

「菊池十八外城」という呼び名は、江戸時代、隈府に家塾を開いた渋江公正が著した『菊池風土記』が元になっていますが、実際には二十余りあったようです。
それぞれの城跡を解説パネルや地図で展示されてます。また、菊池一族にまつわる掛け軸や、菊池千本槍のひとつ、刀、拓本などが展示されています。

菊池十八外城展(5) 菊池十八外城展(6)

写真:左=「水島の戦い」解説パネル
写真:右=平成5年に、菊池北小学校5年生が学校行事で制作したという刀。菊池川の砂鉄を使い、菊池の刀鍛冶(現在は引退されてます)が鍛錬したそうです。

菊池十八外城展(7) 菊池十八外城展(8)

写真:左=「袖ヶ浦の別れ」を描いた掛け軸
写真:右=菊池千本槍のひとつ。箱に収めるため短くしてありますが、本物です。

まちかど資料館(4) まちかど資料館(3)

2階も半分は常設展示です。江戸後期〜昭和の菊池ゆかりの偉人などを紹介。
写真:右=江戸後期に描かれた、菊池川流域地図。10mくらいあり、ほぼ現在の地図と変わりない精度らしいです。見ていると面白い!

まちかど資料館(5) まちかど資料館(6)

写真:左=昭和初期の隈府町。今も残っている建物が載ってます。
写真:右=隈府町の「所得納税番付」。個人情報無視(笑)

案内してくれた方(館長さん?)が、時代に関わらず詳しくて驚きました! 何を質問しても答えてくれます。地方で資料館を見学することがありますが、だいたいは「受付係」「お留守番」という感じで、これほど知識が豊富な方はなかなかいません。ほぼマンツーマンで解説してもらっちゃいました(^▽^;

それもそのはず、ご自分の足で外城を見に行ったり菊池一族の墓を探し歩いたり拓本をとったりしてるそうです。ボランティアガイドもされてるのかなぁ〜? 名刺をいただいておけばよかった!

2016年くまもと菊池さくらまつり - 菊池観光協会
わいふ一番館・まちかど資料館 - 菊池観光協会
わいふ一番館の紹介と利用方法について - 菊池市

*関連する過去ブログ記事*
・2007年02月27日【菊池探訪〜御所通り〜
・2010年05月10日【わいふ一番館
・2013年03月02日【初市と御所通り


撮影:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)

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posted by しう@SOTO at 18:25 | TrackBack(0) | 熊本県菊池市