向かっている途中は雨に見舞われて、「明日のガイドは中止かなぁ〜」なんて心配していたのですが、到着後に晴れて夕陽&虹が!ヾ(*´▽`*)ノ

よかった、明日は晴れだ! と喜んだのも束の間、夜にはシトシト雨→強風。なんという秋空のツンデレっぷり。
ガイドさんとメールでやりとりしつつ、まずは朝になってから中止か決行か判断しましょう、ということで就寝。

早朝はまだ雲が多かったけどうっすら青空も垣間見えていたので予定通り決行決定。8時頃には、すっかり雲ひとつない快晴となりました!\(^o^)/
むしろ雨のお陰で空気が洗われてスッキリ♪ 知床連山は初冠雪で薄化粧(*´▽`*)


空気が澄んでいるので知床岬まで見えます!
本日のメニューは、クマ探しと男の涙@虹の滝にトライです。あと新しいデジイチの撮影テスト(´▽`;)


エゾシカの雄がツノ研ぎしてました。
確率としては母子エゾシカ5に対してオス1くらいの遭遇率です。


去年も載せたけど、熊の爪痕がくっきりハッキリ残っている木の幹。これはもう3〜4年経ったもの。山ぶどうがたくさんからんでいたのですが、小熊の頃は木登りしてとって、大きくなったらツルをたぐり寄せて取って、今はすっかり食べ尽くされて根元にぐるぐる巻きに枯れてました。


クマゲラがすっごく近くで鳴いてて、幹をコツコツ叩いたりしていたのですが姿を見つけることができませんでした。アカゲラは発見したものの撮影には至らず。動くものを撮るのは難しいです。
写真:左=クマゲラが幼虫などを探した跡だそうです。クマだったら、もっとダイナミックに破壊されます。
写真:右=こんな空洞になっても、まだ枝の先には葉っぱが茂っていました。
男の涙トレッキングに関しては去年の記事に詳しく載っているので、そちらをどうぞ(笑)


こちらが「男の涙」と呼ばれている秘滝。ここに、いろんな偶然が重なって虹が見える(滝が虹色に光る)ことがあるらしいのです。
まだ見た人がごくわずかなのでデータに乏しく、どのような条件で虹が出るのか全く解っていません。それに地形的に、直接ここには太陽光が当たらないんですよね。たぶん夏期でも当たらないんじゃないかなぁ。
予想では、波しぶきが風に舞って、それがスクリーンのような役割をして光を反射するのかな??? 湿度・太陽光の角度・風向きがキーポイントか???
見たことがある人は、是非ご一報を!
「乙女の涙(フレペの滝)」は、夕方になると夕陽に映えて黄金色に輝いたり、虹(アーチ)がかかったりするので、確率的にはこちらが確実かな。


続いてクマを探して岩尾別へ。知床連山の全貌が綺麗に見えます(*´▽`*)
谷底っぽいところの入り口(写真でいうと右上)には岩尾別ユースホステル、河口の方にはサケ・マスふ化場があります。ユースホステルから河口方面への立ち入りは禁止となっているので、道路上から双眼鏡でチェック。


10月、この一帯はクマを撮影するカメラマンがズラーっと並ぶメッカなんだそうで、ロープで囲った「待機所」が設けられていました。監視用っぽいプレハブ小屋もあり、今のこの状態からは想像できない大渋滞になるようです(^。^;
川沿いに探してみたのですが今日は出会えず、時間切れとなりました。残念(´・ω・`)
クルマに戻って、遅い朝食兼昼食をとろうと準備をしていたらガイドさんからメール。
「クマいました」!
えっ!? どこに!?Σ(°ロ°;) と返事を送ってすぐにガイドさんがUターンしてきてくれて、急いで同乗させてもらって現場へ急行!


現場で降ろしてもらって、ガイドさんは駐車スペースへ停めてから徒歩で戻って来られたのですが、なかなか見つけられないわたし(;つД`)


坂道を一生懸命「そこ!」って指し示しながら走ってきてくれるガイドさん! 川の音で聞こえない〜(;つД`)
「あっ!いたー!」って全然あさっての方向を探してたー!(爆)
川沿いにいるもんだとばっかり思ってたら、斜面を歩いてました。そしてすぐ林の中へ。カメラを構えるも間に合わず・・・。
「たぶん、次はこういうルートで歩いていく」というガイドさんの予想通り、次のポイントで再び発見!
やったー今度こそ! きれいにファインダー内に収まってる〜 チャ〜ンス!★
・・・シャッターが下りーん!!!!!\(TロT)/
海に山に、酷使して来たカメラレンズ。絞りの部分がガタガタきてるんです。特に最近では、こうしてピント合わせの際に「ピピッ」と言わず、シャッターが押せなくて貴重なチャンスを逃す、ということが度々ありました。
ま、まさか・・・この大事な場面でーーー!!!


しかし三たびチャンス到来! ようやく写真に収めることに成功しました(T▽T)
ガイドさんの見立てでは、おそらく兄弟(性別は解りませんが)ではないかな? と。確かに大人のヒグマではなさそうでした。
それにしても見事にクマの行動ルート予想がピタリと当たるなんて、さすがです! 最初に見つけた時は川沿いを歩いていたそうですが、わたし一人だったら見つけられなかっただろうな・・・。
時間外なのに案内していただいて、ありがとうございました(T人T)

許可を得て、ガイドさんが撮った写真を転載させていただきましたm(_ _)m
逃がしたシャッターチャンスはでかすぎた・・・。いいもん、この目には焼き付けたもん。
とか言いつつ、もう新しいレンズが欲しくてたまらんとです。つか、コンデジでもよかとです。
これを教訓に、次もしも同じような場面になっても冷静に「オート」から「マニュアル」に切り替える、という方法を学びました。ありがとうございました(ちーん)。
撮影:Nikon D5100
*知床ウトロに関連する過去記事*
・2005年07月14日【知床観光船で知床岬へ】
・2006年08月08日【裏摩周からウトロ〜知床】
・2007年08月14日【川湯〜小清水〜斜里〜ウトロ〜知床〜羅臼】
・2010年08月30日【小清水〜ウトロ〜知床】
・2012年07月31日【知床観光クルージング】
・2012年08月01日【ウトロを満喫しております】
・2012年08月04日【ポンホロ沼トレッキング】
・2012年08月05日【ウトロの料理茶屋 八重樫】
・2012年08月15日【夏休みの写真日記2012/08/15】
・2013年08月24日【知床観光クルージング2013】
・2013年08月25日【ウトロのお食事処】
・2013年08月28日【知床自然センターとプユニ岬の夕陽と夜の自然観察】
・2013年08月29日【知床・男の涙トレッキング】
・2013年08月27日【岩尾別温泉〜プユニ岬】
・2014年09月14日【知床ウトロ・岩尾別温泉】
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