
羅臼でブドウ海老漁が許されているただ1艘の【第三十一豊佑丸】。水揚げしているところを見せていただけました!
お世話になってる民宿【
鷲の宿】の旦那さんが漁師で、豊佑丸の船長さんとも懇意だということで話を繋いでくれたのです。ありがとうございますヾ(´▽`*)ノ

ブドウ海老は海底約1000mの深海に生息している、漁獲量も希少な「幻の」海老で、1尾¥1,000〜1,800もする高級海老。
生きているときは緋色だから正式名称は緋衣(ひごろも)海老といいますが、水揚げされると紫がかってくるのでブドウ海老と呼ばれています。1日の水揚げは10kg程度で、本日のセリ値は1kg=¥17,000!Σ(*д*;) そりゃ1尾¥1,000するわ…。
ブドウ海老の標準和名はヒゴロモエビだといわれていましたが【アクアマリンふくしま】の発見から新種であることが認められ「ラウスブドウエビ」と名づけられました。(2015年11月25日)
ぼたん海老や甘海老などは1日おくと甘味が増すといいますが、そのかわりプリプリとした弾力が失われてしまいます。ブドウ海老は獲れたてそのままの状態で充分な甘味があるので身が引き締まった歯ごたえも楽しめるのです♪
さて、ここまで聞いたら食べたくなりますよね。そうですよね。
知床には10回くらい来てると思うのですが、ずっと横目に見て諦めていたブドウ海老。ついに清水の舞台から飛び降りる日が来た!(笑)

道の駅の食堂でも提供してますが先日ラーメンを食べたので、今回は徒歩100mのお食事処【
純の番屋】へ。【北の国から2002〜遺言〜】の【純の番屋】を再現した建物です。先日ちょこっと【相泊ロケ地コース】を歩いたけど、本物に気づかなかった(´Д`; こういう感じなんだ〜。

こちらにはメニューがなく、日によって獲れたての食材を並べてあり、その中から好きなものを選ぶシステムになっています。
ありましたブドウ海老。大きさによって価格も変わり、本日は1尾¥1,500とのこと。
「いいのかい?(´ω`)」「うぅっ、お、お願いします(´Д`;」
でもそれだけじゃ寂しいので、ご飯とカニ汁(¥500)もつけて定食風にしていただきました。
「時鮭(トキシラズ)は食べた? 中落ちがあるんだけど」小鉢で¥250というお手頃価格だったので、それもお願いしま〜す!

人生初のブドウ海老と時鮭。なんて贅沢なお昼ご飯なんでしょう!ヾ(´▽`*)ノ
甘くてプリプリコリコリの食感、海老味噌がまた濃い!五臓六腑に染みるとはこのことか。
時鮭は春のものだから解凍なのに、脂がのっててほろほろっとほぐれて美味しかった!
女将さん曰く「今からシロサケがたくさん揚がってくるけど、トキには敵わないね」とのこと。
ブドウ海老にタマゴがついてなかったのだけが残念でした。タマゴ・・・うぅっ
ちなみに水揚げはお昼12時くらいで、すぐセリにかけられます(羅臼漁港では秋の漁獲量が多いため、1日2〜3回セリが行われます)。
なので早ければ午後1時くらいには道の駅の直売所に並びます。その日に獲れたものを買うなら午後が狙い目です(*^m^*)
北海シマエビのようにアシが早くないので冷蔵庫で2〜3日は大丈夫なんだそうです。

*おまけ*
先日、羅臼港に【日本丸】が寄港し、道の駅特設テントでイクラ(カラフトマス子)丼を破格の¥600で提供してました!
カラフトマスでも味に変わりは感じません。それどころか新鮮なのでスーパーとかで買うよりぜんぜん美味しい!この色つや、塩っぱすぎないし、プチプチ感・じゅわっと感(笑)最高でしたヾ(´▽`*)ノ
来る9月21日(土)22日(日)に2階建て漁港特設会場で開催される【
漁火祭り】にて、なんと秋鮭いくら丼が無料提供されるそうですよ!
それにキャンピングカー駐車場も20台分くらい確保してくれてるみたいです\(^o^)/
撮影:Nikon D60/お食事:スマホカメラ(Xperia Z SO-02E)
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posted by しう@SOTO at 22:23
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