以前、ブログでマザー・テレサの言葉を紹介したことがあります。
「世界平和のために私たちはどんなことをしたらいいですか」と尋ねられ、「家に帰って家族を愛してあげてください」と答えた、というものです。
(
マザー・テレサ - Wikipediaの解説)
マザー・テレサは1981年4月に来日した際、黒柳徹子さんに以下のようなことも話されています。
「大切なことは、遠くにある人や、大きなことではなく、目の前にある人に対して、愛を持って接することです」
「愛はまず手近なところから始まります」
マザー・テレサのことはよく知らないし信望者ではありませんが、これは的を得ているように感じます。
(まぁこの日の言葉で一番有名なのは
「自分の国で苦しんでいる人がいるのに他の国の人間を助けようとする人は、他人によく思われたいだけの偽善者である」
のようですが、これはさすがに自分自身が世界中を飛び回っているのだから、墓穴というか、言葉足らずでしょう)
身近な人…家族、親戚、友人、職場、ご近所さん…目の前の問題をそっちのけに、明後日の方向を向いているのは確かにいかにも滑稽です。
隣の芝生は青く見え。肉親だからこそ、反発してしまう部分も否めないでしょう。
自分をもっともよく映している鏡から眼を背けたくなるのは、弱さ、自信のなさでもあります。
自分を誤摩化し嘘をついていれば、心に軋轢が生まれる。
克服するのが難しければ、まず、そういった固執を手放してみるのもいいかも知れません。
身近な問題と相対せず、妄想と妄言に満ちた世界に逃げていては何も変わらないどころか、悪化の一途をたどるばかりです。
見ない振りをして巧く交わしながら生きていても、いつか必ずどこかで綻びがやってくる。
それは騙し続けた分だけ大きくなっている。
そこ(身近な問題)から何を考え学び、行動するのか?
耳障りの好い言葉ばかりを追い求めていても、一瞬の慰めにしかなりません。
不満や不安を悦楽で埋めても“依存”という悪循環に嵌るだけだということを知っているのに、気づかずに陥ってしまう。
この世の多くの現象は、穿った見方をしようと思えば幾らでも出来、数多の都合でどうとでも捉えられるものです。
ひとりひとりが思いやりに溢れ、真実を貫く。
そんな未来を築けたら。
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posted by しう@SOTO at 23:55
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